結局上陸することなく千葉県沖を通過してゆきました。
今回、数日前の台風の進路予想とは大幅に違うコースをたどった、
一つの要因に“藤原効果”があります。
(第5代中央気象台長の藤原咲平氏が発見。甥は僕が好きな作家の新田次郎)
これは、2つ以上の台風の中心がおおよそ1000キロ以内に
近づくと、お互いが干渉しあって複雑な動きをする、というもので
2つだと、その台風の中心を結ぶ線が反時計回りに回転する様に
それぞれ動いたりする…というものなのです。
(つまり台風同士が近づくと素直に進まないということ

今回は3つの台風が日本の南海上にあり、さらに事態は複雑化。
朝鮮半島付近にある高気圧にもブロックされる形で、
結局今回の台風7号は、数日前の予想より南側をスピードを上げて
房総半島沖を通過してゆくことになりました。
当初の予想通り日本に上陸すると、台風に吹き込む風の影響で
山の南側斜面などで大雨になったりするからね、
東海・甲信越は救われた形かもしれません。
台風の話をもう一つ…
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