コマ切れに書いてゆきます。
「ジェネラリスト、スペシャリスト」です。
最初に書いておくと、どちらが優れているとかでなく、どちらが性に合っているか?ってことだと思うのであしからず。
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まだまだ「スペシャリスト」に比べて、「ジェネラリスト」っていう言葉は認知されている度合が小さい。
スペシャリスト…特定分野について深い知識やすぐれた技術をもった人。専門家。
ジェネラリスト…広範囲な知識・技術・経験をもつ人。ゼネラリスト。
(「大辞林」より)
ズバリ、自分が目指すものは「スペシャリスト」の「ジェネラリスト」。
専門を一つ持つのではなくて、専門、またはそれに準ずる分野を複数持ちたいと思うのだ。
「スペシャリスト」の世界は、いわゆるタテの社会。
実力の優劣が、比較的はっきりする。
それと逆に、「スペシャリスト」の「ジェネラリスト」はいわゆるオンリーワンの世界。
たとえば、僕がやっている「ボーカルパーカッション」。
今じゃ結構な人数もいるし、自分より若い年代の子達がどんどん挑戦している。
「盛者必衰」「後生畏るべし」という言葉が表すように、純粋にプレイヤーとしては、いつまでも第一線かどうかは分からない。年もあるしね。
じゃぁそれに「気象予報士」をプラスしてみよう。
「気象予報士の歌手(ボイパ)」
だいぶん分母は減ると思う。
ただこの二つは融合が難しいので、例としてはどうか?需要はあるのだろうか?
「気象予報士(大学で海洋学、海岸地形も一応勉強)とボディーボードでボディボーダーの為の天気予報」
「写真と保育士で、子供の生き生きした写真を撮れるノウハウ」
「ボイパと保育士でリズム教育を施す」
「文章書きが得意なのと写真で写真つきブログ書きまくる」
「歌とカメラの知識とPCでPV撮影&編集」
需要の新規開拓、ですな。
もはや日本は、「創造」の時代でなく、「融合」の時代になっていく、いや、すでにそうなって数年がたった訳だけれども。
既存のモノのreconstruction、これは様々なモノ、思いが飽和している世界だからこそ、非常に有効なんだと思う。
コンピューターというツール、そしてインターネットというインフラは、さらにそれを加速させ、才能の融合、異分野の融合、人の融合を進めるのに大きく寄与したと思うし、その黎明期に立ち会えた僕たち”ナナロク世代”はラッキーだった。
そして、単なる「ジェネラリスト」で無く、「スペシャリスト」でも無く、この「スペシャリスト」の「ジェネラリスト」は、新しい時代に対応できる「スペシャリスト」だと思うのだ。
それは、人生を面白く豊かにする手段でもあり、実は人生のリスクマネジメントでもあり。
まぁ、最近の様々なブランドのダブルネームも、そういう流れに気づいている人たちが仕掛けたのかもね。
ってわけで…どうしようかしら(笑)
追記…2006/3/3
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