2005年08月01日

ジェネラリスト、スペシャリスト

さて。 この話は長くなるかも。

コマ切れに書いてゆきます。

「ジェネラリスト、スペシャリスト」です。


最初に書いておくと、どちらが優れているとかでなく、どちらが性に合っているか?ってことだと思うのであしからず。

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まだまだ「スペシャリスト」に比べて、「ジェネラリスト」っていう言葉は認知されている度合が小さい。



スペシャリスト…特定分野について深い知識やすぐれた技術をもった人。専門家。
ジェネラリスト…広範囲な知識・技術・経験をもつ人。ゼネラリスト。
(「大辞林」より)


ズバリ、自分が目指すものは「スペシャリスト」の「ジェネラリスト」。



専門を一つ持つのではなくて、専門、またはそれに準ずる分野を複数持ちたいと思うのだ。


「スペシャリスト」の世界は、いわゆるタテの社会。
実力の優劣が、比較的はっきりする。

それと逆に、「スペシャリスト」の「ジェネラリスト」はいわゆるオンリーワンの世界。



たとえば、僕がやっている「ボーカルパーカッション」。
今じゃ結構な人数もいるし、自分より若い年代の子達がどんどん挑戦している。

「盛者必衰」「後生畏るべし」という言葉が表すように、純粋にプレイヤーとしては、いつまでも第一線かどうかは分からない。年もあるしね。


じゃぁそれに「気象予報士」をプラスしてみよう。
「気象予報士の歌手(ボイパ)」

だいぶん分母は減ると思う。

ただこの二つは融合が難しいので、例としてはどうか?需要はあるのだろうか?



「気象予報士(大学で海洋学、海岸地形も一応勉強)とボディーボードでボディボーダーの為の天気予報」
「写真と保育士で、子供の生き生きした写真を撮れるノウハウ」
「ボイパと保育士でリズム教育を施す」
「文章書きが得意なのと写真で写真つきブログ書きまくる」
「歌とカメラの知識とPCでPV撮影&編集」



需要の新規開拓、ですな。

もはや日本は、「創造」の時代でなく、「融合」の時代になっていく、いや、すでにそうなって数年がたった訳だけれども。

既存のモノのreconstruction、これは様々なモノ、思いが飽和している世界だからこそ、非常に有効なんだと思う。

コンピューターというツール、そしてインターネットというインフラは、さらにそれを加速させ、才能の融合、異分野の融合、人の融合を進めるのに大きく寄与したと思うし、その黎明期に立ち会えた僕たち”ナナロク世代”はラッキーだった。



そして、単なる「ジェネラリスト」で無く、「スペシャリスト」でも無く、この「スペシャリスト」の「ジェネラリスト」は、新しい時代に対応できる「スペシャリスト」だと思うのだ。


それは、人生を面白く豊かにする手段でもあり、実は人生のリスクマネジメントでもあり。


まぁ、最近の様々なブランドのダブルネームも、そういう流れに気づいている人たちが仕掛けたのかもね。


ってわけで…どうしようかしら(笑)


追記…2006/3/3
ナナロク世代とは?→Yahoo新語探検へ
posted by おっくん(RAG FAIR) at 05:36| このブログの読者になる | 更新情報をチェックする