2006年02月23日

リアルである重要性と、その迫力。

本屋さんに行くと、ついつい目に入ったモノを

考えもせず買ってしまいます。



移動先では特に雑誌。

キオスクの店頭とか、時間に限りがあるシチュエーションでは

わわわーと買って、たたたーと電車に乗り込む。



洋服を衝動買いすることはあまり無いので、

それに比べて、自分への投資と思えば安いものかな?と。

(↑そう考えることにしているのです)




ジャンルはさまざま。

カルチャー誌が圧倒的に多い気がするけど、

かなり気まぐれです。面白そうだな…と思ったら。

まぁその中でも多いものはありまして、

ビジネス・経済書、ファッション誌、グルメ雑誌など。



いくつかの雑誌は”チェックリスト”に入っていて、

気になるタイトルの時に、ぱっと買ってしまうわけです。

詳しい誌名なんかは、またの機会にすることにして…。



なかでもニューズウィーク日本語版は

たまに高校生の時から買ってた、お付き合いの長い雑誌です。

ちょっと背伸びもあったのかもしれないけれど、

政治に興味のあった僕にとっては、結構面白かったわけで。




もちろん毎週買うわけではなく、これも

”チェックリスト”に入っている雑誌で、今月頭の本は

センサーに引っかかったから買っておいたのです。






ニューズウィーク日本語版 2006-2-1号

創刊20周年記念
「インタビューズ!」



別に阪急コミュニケーションズの回し者じゃ無いけど、

とりあえず上のリンクから見てもらえるとわかるように、

錚々たる面々へのインタビュー。




昭和天皇への単独インタビュー記事とか(1975年)

(そのインタビューに至った経緯なんかも興味深いヒヨコ)

自分の歴史認識を少し変えてしまうくらい衝撃的でした。



情報があふれる世界の中で、本当の情報を得るのは難しいけれど、

一方的な取材と憶測によるわけでもなく、

本人によるプロパガンダ的な切り口でもなく、

取材する方と取材される方の2つの要素があって、

さらにそれを検証する時間の重さが融合されて初めて成立し得る、

このリアルさと迫力。



この本にはインタビュアーへのインタビューの記事も

あったけれど、ジャーナリストという言葉の重みと責任感を

思い知らされた気がしました。




というわけで読みごたえがありすぎて、

ようやく半分読んだところです(笑)。

posted by おっくん(RAG FAIR) at 18:44| 考えたこと… | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする